薪ストーブが燃えない理由
 乾燥した薪、乾燥してない薪とは、詳しく説明



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  薪の水分量とは? 


 


薪が薪ストーブの生命線であるといっても過言ではありません。

いきなり何を言ってるのですか?と思われるかもしれませんが、ここはとても重要です。
これから私の失敗談も含めて説明させてもらいます。

私は以前、薪ストーブを購入して間がないころ、薪ストーブの特性や薪が燃える仕組みを知らず、不動産屋が連れてきた業者から教えられたように使っていました。
が何か・・・違いました。

朝まで火を持たせたい一心で熾火も十分でない状態で乾燥がしていない薪を、めいっぱい薪ストーブに詰め込み夜半に煙が室内に充満したり、朝には木酢ができて薪ストーブの下に溜まっていたりと今考えると、とんでもないことをしていました。

大きめの薪が火持ちが良くて最高と聞いて、薪ストーブにこれぞと入れたのですが薪は真っ黒こげになり薪ストーブの温度はどんどん下がっていきました。

また、薪ストーブのガラスの煤がなかなか取れず市販のクリーナーを使っても煤が落ちなかったことも思い出します。

今考えると熾火が十分出来ていなかったこと、薪が乾いていなかったことが原因でした。これらはすべて薪の水分量に起因します。


 
自家製の薪が乾燥するのを待っている間、業者から購入した薪でなんとか暖を取っていましたがあまり暖かくなく、二次燃焼をかけると温度が下がる状態でした。

つまり、業者も薪を乾燥しないまま販売しているんだー!

一年目の薪の仕上がりは、欲張って太く割り過ぎたこと、薪小屋の位置がわるくて薪が濡れたこと、乾燥期間も一年だったのであまり暖かくならなかったように思います。

やはり太い薪は乾燥に時間がかかるし、薪小屋は壁面に沿わさず風通しの良い場所に設置する方が良さそうだし、乾燥期間を長く取ることが必要なんだなと思った1年目でした。

また、原木を現地で玉切りにして持ち帰ったものの、薪割までの時間が空いてしまったため、表面がカビてしまうこともありました。原因は、水分の多い原木だったこと、湿気の多い地面に放置したことでした。



「これが本当の薪だ」と感じたのが薪を作り始めて3年目でした。

たかが薪を燃やすだけと思われるかもしれませんが「薪を薪ストーブで燃やす」ということは本当に奥深いものがあります。

薪の水分量の話でしたね。


薪の水分量が多い場合と次のような現象が起きます。
・燃やしはじめに火の勢いが弱い
・ダンパー(二次燃焼の切替レバー)を閉めると温度が下がり始める
・薪を追加してもすぐに燃え移らなくてダラダラ燃える
・なんか暖かくならない
・薪ストーブのガラスが煤で茶色くなる
・燃え終わった時に薪の燃え残りがある
・灰が多く残る
・煙突からの煙の臭いが焦げ臭い
・煙突を軽くたたくと、何かサラサラ落ちてくる音がする

完全に乾いた薪の場合
・燃やしはじめにはパチパチはぜる音がして勢いよく燃え広がる
・ダンパーを閉めても今の温度を維持もしくは上昇する
・薪を追加すると炎の勢いが増し、追加した薪にすぐに火がつく
・ものすごく暖かくなる
・ガラスは、燃焼中全くクリアで次に焚きつける時にティッシュで軽く拭く程度OK
・燃え残りは全くない
・灰の堆積が少ない
・煙の臭いは、甘茶げた良い薫りがする
・煙突をたたいても変化がない

このように薪の水分量だけでこれほどに違いが出てきます。

水分量の多い薪は、ちょうど夏の炎天下でスプリンクラーで散水すると涼しくなるように薪ストーブ内でスプリンクラーを散水している状態と考えれば分かりやすいと思います。

また、煤の付着は煙突だけでなく薪ストーブ自体も傷めることになり、修理や部品交換など長い目で見ると薪の水分量の違いだけで大きな出費をともなうことになります。

何よりも乾いた薪を使うことは、自分自身がなぜ薪ストーブを使うのか、
灯油ストーブと何が違いうのか、薪ストーブを使おうとした自分自身の原点が
見えてきますよ。



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